ホームページ リニューアルの手順と費用ガイド【2019完全版】

ホームページリニューアル


ホームページをリニューアルする意味と目的

リニューアル設計
ホームページをリニューアルすると、どんなメリットがあるのでしょうか?

ユーザ体験の向上

スマートフォン対応が出来ていなかったりデザインが古臭いWebサイトは、訪問者から避けられます。
リニューアルで使い勝手を良くする事で、訪問者の満足度をアップさせることが出来ます。

SEO対策

サイトのリニューアルは、SEOの内部対策を建て直すチャンスです。
SEOの内部対策がしっかり出来ているとGoogleで検索されやすくなりますので、
リニューアルの機会にぜひ見直しましょう。

リニューアルでのSEO対策ポイント
  • HTML5で記述を行う
  • 内部リンクやキーワードの設置を見直す
  • ページの表示を速くする
  • 301リダイレクトを適切に行う
  • URL設計を見直す

リニューアルの費用・相場

一般的なコーポレートサイトをWordPressで作り直す場合の費用は、
格安のWeb制作会社だと7万円程度〜です。

銀行など金融系の既存システムをリニューアルするなどのケースでは何億円も費用がかかるケースもあるので、料金の相場は一概には言い切れません。

当サイトではシステムコンサルタントが無料相談を行っています。
一括見積もりや最適なWeb制作会社の紹介をアドバイスしておりますので、お気軽にご相談ください
コンサルタントへの相談はこちら(無料)

リニューアル時に検討すべきポイント

SEO対策

SEO対策
リニューアルで最も注意を払うべきはSEO対策です。
リニューアル前のURLから、リニューアル後の新URLに301リダイレクトという方法で適切にリダイレクトさせましょう。

301リダイレクトを行うことで、旧サイトのページランク(SEOパワー)を新ページへ引き継ぐことが出来ます。

リニューアルではSEO内部対策が重要

301リダイレクト以外にも気をつけるべきSEO対策のポイントは山積みです。
特に、リニューアル時にはSEO内部対策に力を入れと良いでしょう。

SEO内部対策とは、以下のような施策です。

  • ページ表示速度を速くする
  • URL構造を最適に設計する
  • クローラビリティを確保する
  • キーワードの配置を最適化する
  • HTML5のタグを適切に使用する
  • Schema.orgを導入する

これはほんの一例に過ぎません。
SEO対策は奥が深いので、SEO対策に強いウェブ制作会社に外注しましょう。

スマホ対応

スマホ対応
ホームページは必ずスマートフォン対応させましょう。
今や検索ユーザの過半数はパソコンではなくスマホ経由となっています。

また、SEO観点でも「モバイルファーストインデクス」と呼ばれるアルゴリズムにより、
Google検索ではスマホ対応のWebサイトが優遇されます。

スマホ対応の方法は主に2通りあり、
1つは、PC版/スマホ版の2つに分ける方法、
もう1つは、レスポンシブデザインといって、ウェブブラウザーの幅によって、臨機応変にデザインが変化する手法です。

レスポンシブデザインはタブレットなどにも対応できるので、非常にオススメのデザイン方法です。

Googleのモバイルフレンドリーテストツールを使えば、
ご自身のホームページがスマホ対応できているか?をすぐに確認することができます。

HTTPS対応

URLには「http」と「https」の2種類があります。

httpsの方がセキュリティ的に安全でユーザからの信頼性もUPします。また、SEO効果もあるので必ずHTTPS対応を行いましょう。

HTTPS対応は「Let's Encrypt」というツールを使えば無料で行うことも出来ます。
HTTPS対応できていないと、Webブラウザーに「このサイトは安全ではありません」という旨の警告が出ることもあるので、今の時代では対応必須と言えるでしょう。

リニューアルの手順と進め方

ここからはリニューアルの進め方を説明します。
リニューアルの進め方

1. ホームページ制作会社を選ぶ

まずは外注するウェブ制作会社を選びましょう。
リニューアルではSEO対策が重要なので、SEOに強く、リニューアル経験が豊富な業者がオススメです。

Webサイトのリニューアルでは、
301リダイレクトやデータ移行など設計すべき内容がとても多いため、
ホームページを作って納品するだけの格安業者に依頼すると、リニューアルの目的が満足に果たせない結果になってしまうでしょう。

リニューアルに最適なWeb制作会社の紹介や、見積もりは当サイトのコンサルへご相談ください
コンサルタントへの相談はこちら(無料)

業者選びのポイント
  • SEO内部対策に精通している会社
  • リニューアル経験が豊富な会社
  • 格安業者は要注意

2. 要件定義を行う

システム要件定義
リニューアルの要件を業者に伝えましょう。
システムの要件定義はウォーターフォールと呼ばれており、
始めに全ての要件を決める必要があります。後から「やっぱりこうして」は基本的には通用しません。
ですのでフワッとではなく、きっちりと要件を固めましょう。

まずはリニューアルの目的を明確にする

ホームページをリニューアルする目的は何でしょう?

「SEO対策を見直して集客を伸ばしたい」
「スマホ対応させてユーザビリティをUPさせたい」
など現状抱えている課題およびリニューアルの目的を明確にして、それを業者に伝えましょう。

要件に落とし込む

目的を達成するには、どうしたら良いのか?を要件として固めていきます。
「要件」とは、例えば以下のような決め事です。

・スマホ対応は必要か?
・HTTPS対応は必要か?
・旧システムのデータは新システムに移行が必要か?

リニューアル要件チェックリスト

システムのリニューアルにおける主な要件をチェックリスト形式でまとめました。

リニューアル要件チェックリスト
  • スマホ対応は必要か?(必須。レスポンシブ対応がおすすめ)
  • HTTPS対応は必要か?(必須)
  • SEO内部対策は必要か?(SEOを期待するなら必須)
  • ドメインは変更するか?(状況によりけりなのでSEOコンサルのアドバイスをもらいましょう)
  • ドメイン変更する場合、独自ドメインのメールアドレスは必要か?
  • WEBサーバーは新規調達?既存のまま?
  • URLの変更は行うか?行う場合、新旧のURLをどのようなマッピングで301リダイレクトさせるか?
    (業者に設計してもらいましょう)
  • 旧システムのバックアップは必要か?

3. リリース計画を行う

リリース計画
いつ、どのようにリリース(リニューアルの実行)を行うか、事前に業者と決定しましょう。
これはリリース設計の一部ですので、基本的には業者側が行うべき計画作業です。

クライアントである貴方は、業者が提示してくる計画の内容が問題ないかチェックする必要があります。

ダウンタイムの想定

システムの切り替えを行う際、システムの停止期間(ダウンタイム)が発生する可能性があります。
リリース当日は、どれくらいのダウンタイムが発生するか事前に確認し、
必要であれば、事前にユーザに告知を行いましょう。

また、ダウンするのはどの範囲か?も事前確認しましょう。
ありがちなトラブルとしては、
「ドメイン切り替えが原因でメールが使えなくなって業務に支障が出た」
というケースです。

切り戻し計画

何らかのバグやトラブルでリリースがうまく行かないこともありえます。
「何時までにリリースが出来なければ、リリースを中止して旧システムに切り戻すか?」
という点も事前に要否を確認しておくと良いでしょう。

リニューアル後にやること

リニューアル後にやること

納品物の最終チェックと改善要望

要件定義で決めた通りのシステムになっているか、最終チェックを行います。
バグや改善要望などがあれば、ウェブ制作会社に修正依頼を出しましょう。

瑕疵(バグなど)であれば、無料で修正してくれるはずです。
要件の伝え漏れなどであれば、追加料金が発生するでしょう。

Google Search Consoleでエラーの確認

Google Search Consoleでエラーが出ていないかチェックしましょう。
301リダイレクトが適切に行われていない場合などは、エラーが表示される可能性があります。

Googleにインデクス登録

ホームページがGoogleで検索されるためには、Googleにインデクスされる必要があります。
リニューアル作業でURLが変更された場合は、Google Search Consoleからインデクスのリクエストを送りましょう。

なお一般レベル以上の業者であれば、sitemap.xmlとrobots.txtというファイルを作ってくれているかと思います。
これによってGoogleのクローラーがサイト内を巡回しやすくなります。

ホームページの効果測定

リニューアル後は、各種ツールを使ってホームページの効果測定を行いましょう。
ユーザがどのページにどれくらい訪問しているのか?
どの部分で離脱しているのか?
といった分析を行うことで、さらなる改善に繋げていきます。(PDCAサイクル)

以下に、おすすめの測定ツールを2つ紹介します。

Google Analytics

Google AnalyticsでPV数やコンバージョン数の測定を行いましょう。
利用は無料です。

Ptengine

ヒートマップツール Ptengineはヒートマップツールです。
ユーザが離脱しているポイントや、熟読されているポイントを可視化することが出来ます。
無料プランと有料プランがあります。


無料相談や一括見積もりはこちら

システムコンサルタント

システムコンサルタントがお客様の状況に合わせて、最適な制作会社のご紹介や、一括見積もり致します。

  • 要件を聞いて一括見積もりを出して欲しい
  • SEO対策に強いウェブ制作会社を紹介して欲しい
 など、なんでもご相談ください♪
当サイト専属のコンサルタントが、無料でお悩み解決いたします
コンサルタントへの相談はこちら(無料)
タイトルとURLをコピーしました